「日本史基礎問題精講」はアウトプットに最適の問題集
11/29Sun
問題集 | comments(0) | - | 堀川紫野介 |
日本史の勉強はインプットが大事です。覚える内容が膨大ですから、インプットに相当のエネルギーを費やすことになります。
情報量から「日本史のインプットは万全です。」って言うお兄さんお姉さん方は、とても少ないのではないでしょうか。試験手前までインプットに全力投球というのが現実の姿だと思います。
ただ、日本史のアウトプットを一切やらずに本番を迎えるのも不安でしょうから、過去問にだけチャレンジというのがよくあるパターンだと言えます。
しかし、問題演習が過去問だけというのもやはり心細い限りでしょう。そのような場合に一冊挟むとしたら、「日本史基礎問題精講」が最適だと思います。
この本の特長は以下のとおりです。
■GMARCH・関関同立に多くみられる選択式・簡単記述形式の問題
■実際の入試問題よりも少しレベルが低い問題に水準が合わされている
■基本レベルと実戦レベルの二段階となっており、段階的に進むことができる。
■問題集の大きさ、薄さ(272ページ)、字の大きさ、レイアウト、印刷の色が絶妙
です。
実は四番目が一番大事。手に取ればわかりますが、手にしっくりきます。「あーこの問題集をやり遂げたい。」という気持ちにさせられます。解説も詳し過ぎることなく丁度いい感じで、サクサク進めることができます。
日本史アウトプットに時間がかけられれない受験生には特にお薦めです。これぐらいの問題集なら完璧にしてしまいましょう。
難易度 ★★★☆☆
お薦め度 ★★★★★