「流れがわかる日本史Bノート」の記述内容が頭の中で整理されとりますか
07/04Sat
参考書 | comments(0) | - | 堀川紫野介 |
日本史を勉強していても、何か単に読み物を読んでいる感じで、右から左へスッと通り過ぎていくような経験ってありませんか。
文字だけを追っかけていてもついつい眠たくなります。「それでは駄目だ」と無理して読んでも、ゲボゲボ感が増すばかり。こうなれば、頭の中でネットワークが形成されず、理解も困難となります。当然、記憶にも定着しません。
読み物のような単調な文字の羅列だけを読むだけでは、核となるべきものを捉えにくいという弱点があります。何を日本史で頭に定着させなければならないのか、その答えが「流れがわかる日本史Bノート」にあります。
「流れがわかる日本史Bノート」の特長は
■頭の中で形成すべきネットワークが文字として記述されている
■記述内容(難易度)が受験で標準的に出題される内容と一致している
■159ページ(シート)というコンパクトなスペースに網羅的に必要な情報が収められている
■赤と黒の二色刷りがとても見やすい
■山川の教科書に準拠している
日本史の勉強をする際には、常に横に置いて参照することをお薦めします。頭の中に刻み込まれていく感覚を味わっていただきたいです。
なお、具体と抽象で分けるならば本書は抽象に当たります。具体を伴って初めて抽象が理解できます。本書だけを7回読みしてもマスターできません。
具体と抽象については、『日本史の勉強は具体と抽象を見極めましょう』http://study-step.jugem.jp/?eid=243を参照願います。
難易度 ★★★☆☆
お薦め度 ★★★★★