「Try IT(トライイット) 観てわかる 高校英文法」は基礎固めに最適
英文法 | comments(2) | - | 堀川紫野介 |
英文法が嫌いで、本を見ただけで寒気がするという方にぴったりの本です。読んでも読んでも嫌になって挫折を繰り返している人向けの本と言えます。
文字の羅列にアレルギーを感じ、理解できた喜びを感じられないまま悶々とした日々を過ごしているのであれば、異なるアプローチも必要でしょう。
そういう意味では小学館から発売されている「Try IT(トライイット) 観てわかる 高校英文法」は、動画授業とセットになった教材で、徹底的に基礎を固める新しい試みの良書と言えます。
動画授業が、すべてこの参考書とリンクしているので、とことん理解できます。少し分厚く購入価格も高いですが、壁にぶち当たっている方には是非チャレンジしていただきたい参考書です。
参考までに
「If it were not for」などの表現
https://www.try-it.jp/chapters-3856/lessons-3885/
をクリックしてみて下さい。動画授業を閲覧することができます。
「but for」の意味がわからない人はクリックしたらお得ですよ。なお、「TK’sポイント」っていうのが出てきますが、これは、動画授業の講師である木村智光(きむら ともみつ)先生が大事だと思うポイントっていう意味です。高圧的でない感じの授業は好感が持てます。
ホームページだけでも勉強することは可能ですが、
■復習のスピード
■間違ったところのチェック
■進捗状況の把握
■プラスアルファの書き込み
■本一冊を成し遂げた達成感
を考えたら、高価ですが本を購入した方がベターです。
特に、今後の勉強の進め方を考えた場合、五番目の「本一冊を成し遂げた達成感」はとても重要なことと思います。
動画授業とセットは時間がかかりますが、基礎をしっかり固めることは本当に大事です。高校英文法の幹になる部分ですから、疎かにしないようにしましょう。
この本と動画授業を見ても「やる気がせん 講師のしゃべり方が何か合わんねん」と言って、勉強を放棄してしまう人は、勉強する姿勢の問題です。「勉強する前に永平寺に行って、精神を鍛え直してもらえなはれ」の域です。
難易度 ★☆☆☆☆
お薦め度 ★★★★☆
このテキストをどれくらいのペースで1日でやっていけば良いと思いますか