「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」が人気ですね

   勉強方法 comments(0) - 堀川紫野介

メンタリストDaiGoさんの著書「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」は相当売れているみたいです。

 

 

YouTube(https://www.youtube.com/user/mentalistdaigo/videos)などで動画を出されているので、既にメンタリストDaiGoさんがテレビに出ているDaiGoさんとは異なり、アカデミックな世界で活躍されていることをご存知な方も多くおられると思います。

 

 

世界中で眠っている論文を無料でわかりやすく教えていただけるのは、本当に有難いことです。本格的にはニコニコ動画の有料サイトになりますが、YouTubeでも存分に教えていただけるのは感謝感激です。

 

 

あれだけのスピードで情報を発信されるDaiGoさんはただ者ではないことを痛感させられます。億を超える収入があるのも納得です。

 

 

ここからが本題です。メンタリストDaiGoさんも動画で常にと言っていいほど触れられているのですが、論文の根拠となる調査数や対象の問題です。

 

 

論文の根拠となった調査の対象者がどういう層の人で、どれほどの数を調べたのかという問題はとても重要なのです。統計学上は1,000の調査数があれば、ある程度正しいと言われていますが、その対象者の選び方でも結果は大きく異なります。

 

 

なぜ、このようなことをわざわざ書いているのかと言うと、アマゾンの書評では「科学的根拠に基づいているので正しい」という意見がわんさかあるのです。

 

 

ある意味正しいのですが、受験勉強で苦労しているお兄さんお姉さん方にとって正しいかどうかは別問題ということを主張したいのです。

 

 

例えば、

 

■「ラインマーカやアンダーラインを引くことは,その箇所ばかりに意識がいくので、よろしくない」と言われても、「せめてそこだけでも覚えてよ」という状況下であったり

 

■「一旦覚えて、時間がたって一度忘れてから復習した方が、断然効率的に覚えることができる」と言われても、その前提となる「一旦覚える」がガタガタで結局何も覚えれなかったり

 

■「語呂合わせは単に覚えるだけで広がりがない」と言われてもゴロゴで覚えた古文単語が読解に役立ったり

 

と小さなことですが、科学的根拠だけでは説明できない世界も存在するのです。

 

 

正直言って科学的根拠がいくら正しくても、東大生1,000人がやった勉強方法が、受験勉強で苦労しているお兄さんお姉さん方にすべて適合するはずもありません。

 

 

「科学的根拠があるから正しい」というカラクリには大きな落とし穴があることを認識していただきたいと思います。

 

 

そして、DaiGoさんがただ者ではないことも重々に承知いただかなくてはいけない事実です。問題点を見つけ出し修正していく力は、偏差値で言うと78を超えるクラスです。動画編集をある意味捨てた超効率的動画アップの手法なんかすごいです。

 

 

話が少し飛びましたが、「科学的根拠に基づいているので正しい」という言葉に安住してはいけません。自分の頭で考え、構築していく姿勢がないと進歩はありません。

 

 

 

難易度  ★★☆☆☆
お薦め度 ★★★★☆

 

 

 

 

 

 

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