K2を登るのは危険

受験全般 comments(0) - 堀川紫野介


引用:nationalgeographic.com

 

K2は、中国とパキスタンの国境にそびえる世界で二番目に高い山です。

 

 

標高は8,611mの高さがあります。世界で一番高いエベレストが8,848mですから、200mほど低い山となります。

 

 

この山は「非情の山」・「キラーマウンテン」と呼ばれています。ちょうど平成31年4月27日のNHK「チコちゃんに叱られる(再放送)」でやってましたが、エベレストが今まで4,833人の登頂者(2017年時点)がいるのに対し、K2はわずか446人の登頂者(2019年時点)しかいません。

 

 

また、登頂成功者に対する死亡者数の割合が、エベレスト5.7%(死亡者数:276人)に比して、K2は19.1%(死亡者数:85人)と極めて高いのです。実に5人に1人の割合で命が奪われていることになります。

 

 

この原因は天候や雪崩など様々な要因があるものの、やはり上記写真のとおり「切り立つ山肌」にあるのではないでしょうか。「チコちゃんに叱られる」のインタビューでも、垂直に近いような状態で、寝ているのか寝ていないのかわからないような睡眠をしたとお話されていました。

 

 

さて、ここからが本題です。このブログでは頻繁に「スロープ」という言葉が出てくると思います。受験生の中には「知っていること勉強しても無駄やん。知らんこと、どんどん吸収したいわ」という受験生もおられます。

 

 

まさに90度の絶壁を登っていくような受験生です。でも、そういう方法で登頂に成功した受験生は稀です。K2登山者が世界的に見ても少ないように、短期間で標高(高度)を上げていく人は極めて少ないのです。

 

 

だから、それだけニュース性があります。ニュース性のある情報は、書籍やインターネットで情報発信されることが多いです。そして、その情報に惑わされます。

 

 

「そんなこと今さら言われんでも、わかってるわいな。」と言われるかもしれませんが、参考書選びで自分の能力を見極めず、あたかもK2に登ろうとしている受験生は多くいるのです。

 

 

実は受験生だけではなく、高校の先生もその傾向にあります。先生の選ぶ推薦図書は、程度が高くないでしょうか。「青チャート」などとても無謀だと思われるようなケースでも、平気で「青チャート」を選択したりしています。

 

 

そのような参考書で宿題をこなさなければならないお兄さんお姉さん方も多いはず。不幸なことです。

 

 

90度は無理でも30度のスロープなら頂上に辿り着くかもしれません。受験勉強は早めに着手して、着実に緩やかなスロープを歩んでいくことをお薦めします。

 

 

K2にチャレンジする登山者は、死亡する確率が高いのです。

 

 

 

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