英熟語の覚え方
05/03Tue
英熟語 | comments(0) | - | 堀川紫野介 |
英熟語の覚え方は、英単語と同じ手法ではマスターできません。
用法を修得しなければ、長文の中で見つけ出すことができないことが多々あるのです。
Even parents sometimes can't tell their twins one from the other.
「親でさえも時には自分の双子(の一方ともう一方)を区別できないことがある。」
tell A from B=AとBを区別する
Even parents sometimes can't tell their twins one from the other.
赤字がさらりと見抜けるかどうかです。
実際の入試では、もうちょっとだけレベルが高いので、これぐらいのレベルは理解できなければなりません。
one と the other = 一方の〜と、もう一方の〜
が絡むとお手上げになる人もいるのではないでしょうか。
「親でさえも時には自分の双子を他から独立した一つのものであると言えない時がある。」
などと格好をつけて、訳のわからない日本文に訳さないで下さいね。
AとBの関係が対で認識できるかが重要です。
機械的に「tell A from B=AとBを区別する」とがむしゃらに覚えただけでは、道半ばです。
英単語の場合は九九のように覚えるのも手法の一つですが、英熟語では九九のような手法では覚えにくいのではないでしょうか。
英熟語は例文がとても大事と思われます。用法を理解するにも、やはり例文の役割が大きいでしょう。
「be interested in A = Aに興味がある」は、ほとんどの人が正解を導き出すことができます。九九のように覚えることなく、皆さんの頭の中に入っていますよね。
なぜでしょう。それは、中学の時から、何回も何回も反復してインプットされているからです。熟語を覚えるには、やはり繰り返しが大事です。自分のものにするために、がんばりましょう。
英熟語の本もたくさん出版されています。これから、英単語帳と同様に英熟語も一冊ずつ評価していきたいと思います。