「読解 評論文キーワード」やってみなはれ

   キーワード comments(0) - 堀川紫野介

国語の現代文は、何を勉強したらええんやろ。」

「何もしないという人もいるみたいやけど、よっぽど自信のある人なんやろね。前にも言うたけど、板野博行の現代文教室だけは、やっておいた方がええよ。」

 

 

 

「あの本の後半のテーマ編もすごい勉強になったんやけど、次のステップは何をやったらええんやろ。」

「ええこと言うやんか。受験生なら現代文の勉強が板野博行の現代文教室だけって言うのも、なんかさみしい気がするし。」

 

 

 

「あんまり難しいと挫折するから、ちょうどええぐらいの難易度の本がええねんけど。」

「それやったら、読解 評論文キーワードをお薦めするわ。テーマごとのより詳細な説明がナビゲーションに掲載されてるし、そのテーマに沿って複数のキーワードの意味と解説が掲載されてるねん。この解説がまたいいねん。」

 

 

 

「キーワードの意味だけ延々と書いてる本もあるからなぁ。何か良さそうな予感するなぁ。」

「そうやね。この本は全体のバランスが非常にいいねん。実際の評論文もテーマごとに掲載されているから、読み慣れることもできんねん。」

 

 

 

「ちょっとちょっと、相当ええんと違うのん。同じく評判のいいZ会 現代文キーワード読解とええ勝負するんと違うのん。」

「あの本も本当いい本やで。でも、掲載されている評論文の難易度がちと高いと言えるわ。入試に近い評論文なんで、もう少し実力のある人もしくは時間のない人のショートカットの選択と言えるわ。」

 

 

 

「実力つくかなぁ。」

「評論文って、結局同じようなことばかり言うてるなぁって思ってくるって。そうなったら、偏差値上がってるわ。」

 

 

 

「薄い二冊やるだけで、成績が上がるかも。」

「ふふ、そうやで。受験は総合得点の勝負やから、現代文が得点源になったら、すごい楽になるねん。現代文の勉強は絶対やったほうがいいって。」

 

 

 

前文が長くなりましたが、今回ご紹介する筑摩書房「読解 評論文キーワード」です。

この本の特長は、

 

■評論文に特化したキーワード集

 

■最初から最後まで均質的な内容

 

■テーマと語彙がうまく結びついている

 

■評論文にどう取り組むかのノウハウを吸収できる

 

■網羅性がある

 

 

 

現代文は水物なので、得点できなかった時は「運が悪かっただけ」と、自分で納得してしまっている人の何と多いことか。この本やってみなはれ。確実に得点が上がります。

 

 

 

 

難易度  ★★★☆☆

お薦め度 ★★★★★

 

 

 

 

 

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