「清少納言と学ぶ古典文法」をステップに古典文法を好きになりませう

   古典文法 comments(0) - 堀川紫野介

 

古文が得意で、授業が楽しくて仕方がないというお兄さんお姉さん方は少ないと思います。

 

 

 

古文を不得意科目の筆頭にあげる人は多いと思います。その原因は古典文法にあるのではないでしょうか。無味乾燥した古典文法の勉強でゲボゲボ状態になる人は多いはずです。

 

 

 

古典文法については「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」からスタートするケースが多いと思うのですが、暗記項目が多く、厳しい状況に追い込まれます。

 

 

 

しかし、古典文法はどうしてもマスターしなければなりません。この壁をどう突破すればいいのかという問題になります。

 

 

 

この解決策の一つが「清少納言と学ぶ古典文法」です。

 

 

 

その特長は

 

■清少納言が家庭教師役として基礎を教えてくれる。

 

■平安時代にタイムスリップして展開するので、古典常識が身につく。

 

■ストーリーの中で古典文法を学ぶので、圧迫感がない。

 

■作者が都立高校の国語教師でありながら第4回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した本格的な作家なので、読み物としても馴染みやすい。

 

■本格的な古典文法を学ぶ上での基礎固めにぴったり。

 

 

 

要するに、通常ルートで「古文嫌い」になるのであれば、遠回りでも好きになるために読んでおきたい一冊と言えます。

 

 

 

正直、この本でもゲボゲボ感はありますが、興味を持続させながら読了してほしい一冊です。

 

 

 

基本事項ではありますが、基礎がマスターできていれば、次のステップは相当に楽になっているはずです。

 

 

 

 

 

 

難易度  ★★☆☆☆
お薦め度 ★★★★☆

 

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